蚕糸・絹業提携グループ 全国連絡協議会

シリーズ和装の人たち 着物研究家「シーラ・クリフ」3

インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
今回は十文字学園女子大学の教授として、語学や英文学、着物関係の授業を担当され、インスタグラムではご自身の着物姿を発信してるシーラ・クリフ(Sheila Cliffe)さんにお話をお聞きましした。
今回は、普段の着物の扱いなどについてお聞きしました。

今は毎日着物ですか?どれくらいの量を持っているんですか?

ほぼ毎日来ています。夏は涼しくて冬はあったかいですから。
着物の量はちょっと数えられる量じゃなくなっているます(笑)、もちろん全部自分で着るものだけではなくて、他の人に振袖や七五三の時に着せてあげるようなものも多いです。
面白い柄の男性用の長襦袢であるとか、明治時代の古い時代の着物を学生に見せるための資料として集めているものもあります。
自分のミニ博物館としてのコレクションでもあります。

普段のお手入れはどうされてますか?

基本的には干して使ってます。普段使いのものは直すより新しいものを買ったほうが安いのでそうしていますが、本当にお気に入りのものは自分で解いて洗い張りに出してます。
一度反物に戻してまた自分のサイズで仕立て直します。

着物メリットどんなところですか?逆にデメリットはありますか?

先にデメリットですが、昔はとても高かったですね。でも今はリサイクルもあるし洋服とそんなに変わらないものもあります。
あと洋服なら5分ですが着物は15分は着るのにかかってしまうというのはあります。
慣れてしまえばそんなに手間にはおもわないですけどね。私は着物で袴履いて自転車も乗ってますよ。
メリットは仕立て直せるのもそうですが、形が変わらないので素材の寿命までしっかり使えるということですね。「三代使える」なんて言いますよね?
私は100年くらい昔のものも実際持っていて着ていますよ。
絵画のキャンバスのような感じで、重ね着をすると小物や帯を変えて全く違うイメージを表現できるのでとっても斬新な着方もできます。
ファッションの面でも洋服よりかなり面白いと私は思っています。

ありがとうございます。
時代に左右されずに長い間使えるのは大きなメリットですね。

次回は素材としての「絹」ついてお聞きします。

(更新予定 03 / 23)

【 シーラ・クリフ(Sheila Cliffe)】
●プロフィール
十文字学園女子大学教授、着物研究家
1961年生まれ、イギリス出身。
十文字学園女子大学教授、着物研究家
1983年にイギリスのロンドン大学を卒業、1985年に来日。
テンプル大学日本校で英語教育の資格を取得。
2002年には、民族衣裳文化普及協会の「きもの文化普及賞」を受賞。
国内外で着物展覧会やファッションショーの企画・プロデュースしている。

インスタグラム:www.instagram.com/kimonosheila/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です