蚕糸・絹業提携グループ 全国連絡協議会

シリーズ和装の人たち 俳優「慈五郎」6

インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、バンド“破天航路”のステージで殺陣、剣舞を披露するなど広く活躍中の、慈五郎さんのお話をご紹介します。

今回は、「 どんな着物を買うべきか 」についてお聞きしました。

前回、絹とポリエステルの違いについて伺いましたが、今回は、実際に着物を買うときのポイントについてお聞かせください。

例えば、ポリエステルの袴ですと、座ったときに、変な形に広がってしまうことがあります。また、動く中で、縫い目が切れてしまうことだってあるんです。ワークショップなどでアドバイスするときがたまにありますが、そんなときは、「これから続ける気があるのだったら、ある程度のものを買ったほうがいいよ」と。最初は予算がない人が多いのですが、例えば「3,000円くらいの安いポリエステルのものではなく、その倍くらい出したら、もっときちんとしたものが買えるよ。そのほうが絶対いいよ」と言いますね。

ただし、お金をかけすぎてしまうと、激しいアクションをしたときに「破れたらどうしよう」とか、メイクをしているので「汚したらどうしよう」とか、そんな気持ちになってしまって、逆によくありません。ただ座っているだけのシーンだったらもちろんいいのですが、本当に上質のもの、高級なものは、アクションでは使いにくいですね。ここは、日本舞踊の方とかと違うところだと思います。費用対効果のバランス感覚が大切ですね。


やはり、同じステージでも、行う動作によって、選ぶべき衣装のレベルが変わってくるのですね。ありがとうございました。

次回は 「 着物とアクション 」についてお送りします。
(更新予定8/1)   

【慈五郎】

1981年10月19日 A型 2002年 銀座博品館劇場での舞台『丹下左膳』にて初舞台を踏む。 2006年に演劇パフォーマンスユニット THE☆JACABAL’Sを立ち上げ時代劇を中心に公演を打ち最近ではアメリカのノースカロライナ州で行われるアニメイズメントに毎年ゲスト参加やマッスルミュージカルなどにも出演。 2016年には作曲家でありベーシストのSADAと 生バンドと殺陣や剣舞や日本舞踊によるパフォーマンスチーム破天航路を結成。 フランス イギリス 中国 ニュージーランド等 国内外問わず活動の場を広げる一方で俳優として映画『キングダム』やTVドラマ『BG~身辺警護人~』『アカギ』『大全力疾走』など映像の作品にも活躍の場を広げている。 2019年 10月2日~6日では主演舞台『道雪』が決まり現在注目の1人。

ホームページ:http://hatenkohro.com

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